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专利摘要:
公开号:WO1990004434A1 申请号:PCT/JP1989/001101 申请日:1989-10-26 公开日:1990-05-03 发明作者:Keiichirou Okabe;Osamu Tochikubo 申请人:Kabushiki Kaisya Advance; IPC主号:A61N1-00
专利说明:
[0001] 明 [0002] 雷気的経皮投薬用ィ ンタ フ ース [0003] 技術分野 ' [0004] 本発明は、 電気的経皮投薬 ( イ オ ン トフ ォ レー シス等) に 有用な皮膚当接用イ ンタ フ ユ ース (皮膚接触体) に関する。 [0005] 細 背景技術 [0006] イ オ ン ト フ ォ レー シスは、 能動的経皮投薬システムの一種 と して、 近時益々発展しつつある。 [0007] しかしながら、 ペプチ ド等の高分子薬物の経皮透過に利用 でき る と推測される生体通路 (汗腺等) 、 特に表皮微小孔と 轾皮投薬との関係は、 未だ解明不充分といわざるを得ない技 術伏況にある。 [0008] イ オ ン ト フ ォ レー シスに於けるィ ンタ フ ースは-. 薬液を 保持する為のリザーバと電流分散用の電極とを組み合わせた 構造を有している。 [0009] こ のリザーバの構造は、 所定量の薬液を生体皮膚界面まで. 経時的かつ確実に、 到達せしめ得るものでなければならない が、 リ ザーバ自体が立体的であり、 しかも水を介する為、 薬 物の希釈化が生じる等.. 未だ充分な構造が提案されるに至つ ていないのが現状である。 発明の開示 ' [0010] 本発明の目的は、 前記した従来技術の現状に鑑み、 汗腺等 の皮膚細孔組織をィオ ン ト フ ォ レーシス等の電気的経皮投薬 に最適な状態とするための手段を提供することにある。 [0011] 本発明の別の目的は、 イオン トフ ォ レーシスに適した、 即 ち正確且つ安全な投薬を行ない得る構造を有するイ ンタ フ ユ ースを提供する ことにある。 [0012] 本発明の他の目的及び特長は以下の説明から明らかな通り でめ 。 [0013] 本発明の第一の態様に従えば、 多孔性乃至毛細管構造を有 する非 電性材料より成る電気的経皮投薬用ィ ンタ フ ユース が提拱される。 [0014] 本発明の第二の態様に徒えば、 ·また、 多孔性乃至毛細管構 造を有する非導電性材料より成り且つ皮膚接触面に所定の凹 凸を有する電気的経皮投薬用ィ ンタフユースが提供される。 [0015] 本発明の第三の態様に従えば、 更に、 多孔質材表面に薬 を配置してなるイ オ ン ト フォ レーシス用ィ ンタフエースが提 供される。 図面の簡単な説明 [0016] 以下、 本発明を参照して更に詳しく説明する。 [0017] 第 1図及び第 2図は本穽明の第一の態様の実施例を示す図 [0018] ISでめる。 [0019] 第 3図は本癸明の第二の態様の一実施例を示す図面であり 第 4図はその他の実施例の一部分を拡大した図面である。 第 5図は本発明の第二の態様の実施例を使用した場合の説明図 である。 [0020] 第 6図及び第 7図は、 本癸明の第三の態様の実施例を示す 図面である。 発明を荬施するための最良の形態 [0021] すなわち、 本発明によれば、 主としてィ ンタフユースの電 気浸透効果により汗腺等の生体通路への液体の効果的充填に より導電路が形成され、 上記目的が達せられるのである。 汗 腺は、 一般にヒ 卜で 200 万〜 500 万個あり、 単管 ft腺で腺体 は真皮又は皮下結合組織中にあって屈曲して糸球状をなし、 排出管はらせん状で表皮の表面に開口 (汗口 s u d or i f er s o u s p ore ) した構造を有している。 [0022] 又、 腺体外面には繊細な平滑筋織維がとりまき、 さ らにそ の周囲は皮膚動脈からの分技が形成する緻密な毛細血管網で 囲まれている。 このこ とから汗腺は、 一種の電気的な導電性 生体通路と して利用可能であり、 又、 薬液を血液に運ぶ為の 至近距離を有してもいる。 [0023] しかしながら、 汗腺は上記に示す如く外部に開かれた孔て' あるが、 通常、 汗口、 排出管近傍には、 大気、 各種ガス等の 電気的ィ ンピーダンスの高い気体が存在する。 [0024] 又、 ミ ク ロ的に皮膚表面を観察するなら、 その表面は不均 一な凹凸が連続している。 [0025] 特に、 各種用途に応じ通電を施す為の生体用電極を生体に あてがう場合、' 気体が電極によって挟みこまれてしまう こと から、 気体が介在する汗腺は、 電気的にィ ンピーダンスの高 ぃ钛態となり、 実質的に非導電路として薬物のイ オ ン ト フ ォ レーシス等には寄与し得ないのである。 [0026] 電気浸透とは、 毛細管又は多孔性構造をなす物質により液 を 2室に分け、 両液に電極を入れて直流電圧をかけた場合に、 液体が移動する現象をいう。 この液体の移動方向は、 液体と 物質との間の C 一電位の符号によって決まる。 [0027] 従って本発明は、 毛紺管又は多孔性構造を有する非導電性 物質に薬液等の液体を舍浸せしめてィ ンタ フ ユース (界面形 成手段) を構成し、 この界面形成手段を生体皮膚組織表面に 当接して'界面彤成手段の細孔部と汗腺間とを連結し、 その上 から直流電圧又はパルス状の電圧を印加し、 電気浸透効果を 生じせしめる過程を経て、 液体を汗腺に充塡して導電路を形 成せしめ、 次いで通常のイ オ ン導入法 ( イ オ ン トフ ォ レーシ ス) 等の電気的経皮投薬プロセスを効果的に遂行せしめるこ と i- め ώ 。 [0028] 上記界面形成手段の気孔率等は、 目的に応じて適宜選択さ れるが、 通常、 生体の汗腺と舁面形成手段の孔部とが高い確 立で連通するように設定され、 10 % 〜 90 %程度が一般に良好 である。 [0029] 舁面^成手段は、 帯電時に於けるその細孔のゼータ電位が 正負いずれになるかによつて陽極側、 陰極側での使用が選択 される。 [0030] 例えば、 界面形成手段が正に帯電すれば液体ば負に帯電す ることから、 界面形成手段は陰極側に配置する。 又、 界面形 成手段が負に帯電すれば液体は正に帯電する こ とから、 界面 形成手段は陽極側に配置使用される。 [0031] 本発明の第二の態様では、 更に、 皮膚接触面に凹凸形成す るが、 この凹凸は、 皮膚当接部位に応じて形状、 分布密度、 凹凸の高さ等適宜選択し得る もので、 特に限定されるもので はない。 又、 所望により、 ガラス微粒子等の銳角的形状の微 粒子を凹凸部表面等に配置して、 角質層に微細ク ラ ックを形 成し得るようにしてもよい。 [0032] 本発明の第三の態様では、 多孔質材料の片面に固体状乃至 乾燥状の薬物を塗着、 付着、 コーティ ング等により配置する が、 このイ ンタフュースは、 使用時、 他の片面より通電及び 搬送液の供給を施すこ とによ り、 使用時のみ撥送液及び薬物 が混じり合って局所高濃度薬物溶液を形成し、 しかも電気力 によって薬液が拡散希釈する こ とな く高濃度を保ちながら、 経皮的薬液の投与を促すものである。 又、 本発明は、 使用前 は薬物が固体状、 即ち乾燥した状態である為に、 薬物の長期 保存に適している。 . [0033] *発明に使用される多孔質材料は、 素焼、 アルミ ナ、 ジル コニァ等のセ ラ ミ ッ クス製多孔体又は合成樹脂材料等が例示 される。 平均孔柽は一般には数 m〜数百 μ mが良好であり - 気孔率は通常 10〜90 %程度が好ま しい。 尚、 孔径、 気孔率共. 適応皮膚の汗腺の数、 使用薬物の用量等に応じ適宜選択され. 特に限定されない。 [0034] なお、 これらのセラ ミ ッ ク ス材料又は合成樹脂材料等をレ 一ザ一加工して毛紺管構造体と したものも好適に使用するこ とができる。 又、 これらの材料の厚さも特に限定はないが、 通常 G . 1 讓〜 I O IM程度がよい。 [0035] 場合によっては、 毛細管等が非変形性であれば、 柔軟フ ィ ルム乃至シー ト形状のネオ料を用いることができる。 [0036] 又、 本発明において使用する搬送液は、 例えば水、 塩化ナ ト リ ウム等の電解質液等が例示されるが、 これに限られるも のではない。 [0037] 以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。 [0038] 第 1図は、 本発明の一実施例を示す図である。 ( 1 ) は舁 面形成手段であり、 毛細管乃至多孔性 (連続気孔) 構造を有 するセラ ミ ックス材料あるいは各種合成樹脂材料等の非導電 性材料よりなる。 毛細管乃至多孔性構造に於ける平均孔径は —般には 0 . 01〜500 u m . 好ましく は 0 . 01〜10 mが良好で あり、 気孔率は上記で示したように、 好ましく 10〜90 %程 度、 更に好まし く は 30〜90 %である。 尚、 孔径、 気孔率共、 適当皮膚の汗腺の数、 使用薬物の用量。等に応じ適宜選択され-. 特に限定されない。 [0039] こ こで、 セラ ミ ッ クス材料と しては、 例えば多孔性アルミ ナ、 素焼等、 窯業的に生産される多孔材全般が使用できる。 [0040] —方、 合成樹脂材料としてはプロ ピレン、 ポリ エチレン、 塩化ビニル、 シ リ コ ー ン等、 多孔性、 毛細管等の電気浸透効 果を有する構造のものであれば足り、 特に限定されない。 [0041] なお、 セラ ミ ック材料、 合成樹脂材料等をレーザー加工し て毛 S管構造体としたものも好適に使用され得る 又、 これ らの^の厚さは特に限定されないが-、 通常 0 . 1 MI〜10 MI程度 である。 [0042] 第 1 図において、 ( 2 ) は電極であり、 各種金属、 カーボ ン等の導電性部材よりなる。 第 1図では電極 ( 2 ) を単層構 造で示したが、 イ オ ン トフォ レ一ゼ用薬液を含むリ ザーバを 中間に介在せしめ、 更にその上から上記導電性部材を積層し た構造でもよい。 電極 ( 2 ) の最外層には取り扱い上、 铯緣 性部材よりなるバッキング層を配置せしめてもよい。 更に又 電極 ( 2 ) と して通常のゲル状生体用電極を用いてもよい。 電極 ( 2 ) には、 外部電池電源を舍むパワーサプラィュニ ッ ト ( 3 ) より延びた電気リー ド線 ( 4 ) と接続する為のコ ネクタ ( 3 ) が設けられている。 [0043] 尚、 電極 ( 2 ) 上に小型化した上記パワーサプラ イュニッ トを結合し、 更に、 界面形成手段に粘着性を付与するか、 粘 着層をその周囲に設置して、 その全体を皮膚貼着可能なよう に構成してもよい- 尚、 これら界面形成手段は、 好ま し く は硬質材料が使用さ れるが、 場合によっては (すなわち.、 毛細管等が非変形性で あれば) 柔軟フ ィ ルム乃至シー ト材でもよい。 [0044] 次に、 上記構成よりなる実施例の使用態様につき詳細に説 明する。 [0045] 第 2図は、 第 1 図の構造を有する陽極部 ( 1 K ) 、 導電性 粘着ゲル層 ( 8 ) と電極 ( 9 ) との積層構造を示す陰極都 ( 1 F ) 、 電池等の電源を舍み、 直流電圧又はパルスを出力 するパワーサプライ ュニッ ト ( 5 ) 、 及び陽極部 ( 1 K ) 、 陰極部 ( 1 F ) とパワーサプライユニ ッ ト ( 5 ) とを電気的 に接統する為のリー ド線 ( 4 ) との組み合わせ搆成を示す。 第 2図に於いて陽極部 ( 1 K: ) 、 陰極部 ( 1 F ) は生'体皮 膚表面 ( 6 ) に当揆された状態を示す。 [0046] 第 2図に於いて、 界面形成手段 ( 1 ) 等が、 生体皮膚表面 に当接された後、 パワーサブライュニッ トから直流電圧又は パルス電圧を出力する。 界面形成手段 ( 1 ) はこの電圧を受 けて正に帯電した薬液等の液体を汗腺方向に移動せしめ、 液 体は汗腺内に侵入、 汗腺は生体内外を連結する導電路となる。 この結果、 以降のイ オ ン ト フ ォ レー シス等の電気的経皮投薬 プロセスが効果的に達成されるものとなる。 [0047] 以上詳述の如く本発明の第一の態様は、 汗腺に電気浸透効 果によつて液体を充塡して導電路化せしめ、 汗腺からの電気 的経皮投薬を可能とし、 更に外部電源と生体皮膚組織の間を 良好な導電路とすることから、 余分な分極を生じせしめず、 火傷等の危険性が生じなく なる等の効果を有するものである c 次に、 本発明の第一の態様に於ける実験例を図面を参照し て詳細に説明する。 [0048] 界面形成手段は、 大きさ及び厚さを 10円玉程度の舍孔率 60 [0049] %の素焼材とした。 この异面形成手段に塩酸リ ドカィ ン 10 % 水溶液を舍浸せしめた。 尚、 その電極としてはカーボン材シ 一トを用いた。 [0050] 特開昭 58— 159076号公報に記載のパルス脱分極方式ィォン ト フォ レーシス( パルス波高値、 12 V、 周波数 40kHz 、 d u ty 3 %の脱分極パルス波を出力) をパヮ一サプライュニッ ト と し、 パワーサプライ ュニッ 卜の (一) の出力側と導線を介し て、 上記電極のコ ネクタ と接続した。 他方の出力側には、 E C G用ゲル状生体電極を連結した。 [0051] 界面形状手段及び E C G電極をヒ ト右上腕部に 5 onの間隔 をあけて密に当接し、 一定時間毎に ( 当接部を剌針し、 皮下麻酔の発現の度合を確認した。 [0052] 他方、 塩酸リ ドカイ ン 1 0 %水溶液を舍浸せしめた脱脂綿を 界面形成手段として、 ヒ ト左上腕部に 5 cmの間隔をあけて当 接し、 上記の同様のパワーサプライ ュニ ッ トを用い、 且つ同 様の剌激を与えて皮下麻薛の発現の度合を測定した。 [0053] その結果、 素焼材を界面形成手段と した場合、 6分で強い 皮下麻酔が発現したことを確認したが、 脱脂綿を界面形成手 段と した場合は、 20分経過後も弱い麻酔の発現が認められる にとどま った。 [0054] 尚、 上記界面形成手段を (一) 側に使用すれば、 体液の吸 引が可能となるものであり、 こ れによ り無侵しゆ う型の生体 セ ンサ一が構成可能となる ものであり、 本発明はこれをも包 舍する。 [0055] 第 3図は、 本発明の第二の態様の一実施例を示す図面であ る。 (1 1 ) は界面形成手段であり、 毛細管乃至多孔性 (連続 気孔) 構造を有するセ ラ ミ ッ ク ス材あるいは各種合成樹脂材 等の非導電性材よりなる。 皮膚接触界面には複数の凹凸 (1 0 ) が、 界面形成手段 (1 1 ) と一体的に形成されている。 毛細管 乃至多孔性構造に於ける平均孔径は一般には 0 . 0 1 m〜500 u mが良好て、 好ま し く は 0 . 1 〜 1 mてあり,、 気孔率は上 記で示したように通常 1 0〜90 %程度、 好ま し く は 30〜90 %が 好ましい。 尚、 孔径、 気孔率共、 遣応皮膚の汗腺の数、 使用 薬物の用量等に応じ適宜選択され、 特に限定されない。 [0056] ここで、 セラ ミ ッ クス材は、 例えば多孔性アルミナ、 素焼 等、 窯業的に生産される多孔材全般を指称する。 [0057] 他方、 合成樹脂材としてはプロ ピレン、 ボリ エチレン、 塩 化ビニル、 シリ コーン等、 多孔性、 毛細管等の電気浸透効果 を有する構造のものであれば足り、 特に限定されない。 [0058] 尚、 セラ ミ ック材、 合成樹脂材等をレーザー加工して毛铂 管構造体としたものも好適に使用され得る。 又、 これらの材 の厚さは特に限定されないが、 通常 0. 1 薩〜 10讓程度である c ( 12 ) は電極であり、 各種金属、 カーボン等の導電性部材 よりなる- 第 3図では電極 (12 ) を単層構造で示したが、 ィ オ ン トフォ レーゼ用薬液を舍むリザーバを中間に介在せしめ, 更にその上から上記導電性部材を積層した構造でもよい。 電 極 ( 12 ) の最外層には取り扱い上、 絶緣性部材よりなるバ -.·,' キング層を配置せしめてもよい。 更に又、 電極 (12 ) として 通常のゲル状生体用電極を用いてもよい。 [0059] 電極 (12 ) には、 外部電池電源を舍むパワーサプライュニ ツ ト (13 ) より延びた電気リ一 ド線 (14 ) と接铳する為のコ ネクタ (13 ) が設けられている。 [0060] 尚、 電極 (12 ) 上に小型化した上記パワーサプライュニッ トを結合し、 更に、 界面形成手段に粘着性を付与するか、 粘 着層をその周翻に設置して、 その全体を皮膚貼着可能なよう 搆拔してもよい。 . [0061] 尚、 これら界面形成手段は、 好ま し く は硬質材料が使甩さ れるが、 場合によっては (すなわち、 毛紺管等が非変形性で あれば) 柔軟フ ィ ルム乃至シー ト材でもよい。 [0062] 第 4図に本発明の第二の実施態様の他の実施例を示した。 第 4図は界面形成手段 (11) に形成した凹凸 (10) に、 例 えばガラスよりなる鋭角性を有する硬質性微粒子を付着、 塗 布等して配置したものである。 これ以外は第 3図と同一の形 状乃至構造を有する為、 面面では硬質性微粒子を配置した部 分を拡大し、 他は省略した。 尚、 硬質性微粒子の材質は特に 限定される ものでない。 [0063] 次に、 上記構成よりなる本癸明の第二の態様の実施例の使 用態様にっき詳細に説明する。 [0064] 第 5図は、 第 3図の構造を有する陽極部 (11 K ) 、 導電性 粘着ゲル (18) と電極 (19) との積層構造を示す陰極部 (11 F ) 、 電池等の電源を舍み、 直流電圧又はパルスを出力する パワーサプラ イュニ ッ ト (15) 、 及び陽極部 (11 K ) 、 陰極 部 ( 11 F。) とパワーサプライ ユニッ ト ( 15 ) とを電気的に接 続する為のリ ー ド線 (U) との組み合わせ搆成を示す。 [0065] 第 5図に於いて陽極部 (11K ) 、 陰極部 (11 F ) は生体皮 膚表面 (16) に当接された状態を示す。 界面形成手段 (11) は、 その表面に設けた凹凸によって皮膚表面 (16) と密に接 触する。 [0066] 第 5図に於いて、 界面形成手段 (11) 等が、 生体皮膚表面 に当接、 密着された後、 パワーサプラ イュニ ッ 卜から直流電 圧又はパルス電圧を出力する。 界面形成手段 (11 ) はこの電 圧を受けて正に帯電した薬液等の液体を汗腺方向に移動せし め、 液体は汗腺内に侵入、 汗腺は生体内外を連結する ¾電路 となる。 この結果、 以降のイ オ ン トフ ォ レーシス等の電気的 経皮投薬プ口セスが効果的に達成される ものとなる。 [0067] 一方、 第 4図に示す実施例に於いては、 界面形成手段 (11 ) が皮膚表面 (16 ) に当接される際、 この凹凸 (10 ) によって 皮膚表面に引張りが生じる。 この引張りによって GO凸 (10 ) 上に配置した硬質性微粒子が相対的に移動し、 皮膚表面にミ ク口な損傷を生じせしめる s この損傷によって皮膚表面の角 質層即ちバリヤ一に亀裂が入り、 薬液導入、 特に分子量の大 きい薬液の導入を促すことになる。 [0068] 以上詳述の如く本発明は、 汗腺に電気浸透効果によって液 体を充¾して導電路化せしめ、 汗腺からの電気的経皮投薬を 可能とし、 更に外部電源と生体皮膚組織の間を良好な導電路 とするこ とから、 余分な分極を生じせしめず、 火傷等の危険 性が生じな く なる等の効果を有する物である。 [0069] 次に、 本発明の第二の態様の実験例を図面を参照して詳铂 に説明 る。 [0070] 界面形成手段は、 大きさ及び厚さを 10円玉程度の舍孔率 60 %の素焼材とした。 素焼材には、 高さ 2 mm程度の凹凸を等分 布的に 10個程度形成した。 この界面形成手段に埴酸リ ドカイ ン 10 %水溶液を舍浸せしめた。 尚、 その電極としてはカーボ ン材シ一トを用いた。 [0071] 特開昭 58— 1590了 6号公報に記載のパルス脱分極方式ィォン トフ ォ レー シス (パルス波高値、 12 V、 周波数 40 kH z -、 d u t y 3 %の脱分極パルス波を出力) をパワーサプライ ュニツ ト と し、 パワーサプラ イ ュニ ッ ト の ( ÷ ) の出力側と導線を介し て、 上記電極のコネクタ と接繞した。 他方の出力側には、 E C G用ゲル状生体電極を連結した。 [0072] 界面形成手段及び E C G電極をヒ 卜右上腕部に 5 onの間隔 をあけて密に当接し、 一定時間毎に ( ÷ ) 当接部を剌針し、 皮下麻酔の発現の度合を確認した。 [0073] 他方、 塩酸リ ドカィ ン 10 %水溶液を舍浸せしめた脱脂綿を 界面形成手段として、 ヒ ト左上腕都に 5 cmの間隔をあけて当 接し、 上記と同様のパワーサプライ ュニッ トを用い、 且つ同 様の刺激を与えて皮下麻酔の発現の度合を測定した。 [0074] その結果、 素焼材を界面形成手段と した場合、 6分で強い 皮下麻醉が発現したことを確認したが、 脱脂綿を界面形成手 段と した場合は、 20分経過後も弱い麻酔の発現が認められる にとどま った。 [0075] 尚、 上記界面活性手段を (一) 側に使用すれば、 体液の吸 引が可能となるものであり、 これによ り無侵しゆ う型と生体 セ ンサ一が構成可能となるものであり、 本発明はこれをも包 舍する。 [0076] 次に、 本発明の第三の態様の実施例構造乃至動作を図面を 参照して詳細に説明する。 [0077] 第 6図に於いて、 (21 ) はセ ラ ミ ッ ク ス多孔体であり、 材 質は特に限定されるものではない。 気孔率は上述の如き範囲 で設定されたものである。 多孔体 (21 ) の片面には、 乾燥し た薬物がスプレーコーティ ングされ、 薬物粒子付着面 (22 ) が形成されている (23) は導電性部材であり、 導電性ゴム、 導電性ポリ マー、 カーボンフ ィ ルム、 アルミ箔他、 金属箔等よりなる。 導電性 部材 (23) は、 多 I質性部材よりなる場合もある。 気孔率等 々 は適宜選択されるが、 殿送液が注入された際、 この搬送液 を浸透させられる程度であればよい。 [0078] これら多孔体 (21) 、 薬物粒子付着面 (22) 、 導電性部材 (23) の積層構造体は、 柔軟性支持部材 (26) によって覆わ れ、 支持固定されている。 [0079] 支持部材 (26) には貼着層 (27) が形成され、 貼着層 (2了) は上記積層構造体を生体皮膚表面に固定させる為のものであ る。 [0080] 使用前は、 上述の状態でシリ コーンコーティ ング処理が施 された紙等の上に乗せられ、 保存される。 使用する際、 薬物 粒子付着面 (22) と生体皮膚とが接触される。 緞送液 (25) が封入されている リザーバ (24) を支持部材 (26) の上から、 リザーバ (24) に設けられた中空針 (28) を刺入れて連通さ せ、 鏺送液 (25) を Φ空針 (28) 及び、 導電性部材 (23) を 介して多孔体 (21) に供給する。 [0081] 次に、 導電性部材 (23) に通電を行う。 殿送液 (25) は、 導電性部材 (23) 、 多孔体 ( 1 ) を浸透していき、 薬物粒子 付着面 (22) に到達する。 緞送液 (25) は薬物粒子付着面 (22) と混じり合い、 液技となる。 生体皮膚表面上では、 液 状化した薬物層が形成され、 更に電気力によつて生体内へ薬 液は浸透してい く。 [0082] 液状となった薬物粒子付着面 (22) は、 電気力によって生 体方向にのみ移動を許されている為、 拡散せず高濃度が維持 される。 [0083] 第 7図は、 実際生体皮膚 (28) に貼着した場合の模式的図 である。 [0084] 多孔体、 等電性部材、 薬物層の積層体 (29) を支持部材 (34) が覆い、 更に支持部材 (34) に設けた貼着剤層によつ て、 これらは皮膚 (28) と貼着している。 [0085] (24) はリザーバであり、 多孔体との剌入結合状態を示す < (31) バッテリ ー及びチップ型電子回路よりなるパワーサブ ライュニッ トである。 [0086] 又、 支持部材 (30) には貼着剤層の他、 導電性部材よりな る対極層 (32) が、 最外周に形成されている。 [0087] 対極層 (32) の表面には、 上記貼着剤層に導電性を備えた ものが積層されている。 この対極層 (32) は、 パワーサプラ ィ ュニッ ト (31) の対極出力端と接続されている。 [0088] 通電時、 第 6図に示す導電性部材 (23) と第 7図に示す対 極層 (32) との間に、 多孔体 (21) 、 薬物粒子付着面 (22) . 生体皮膚 (28) 、 導電性貼着層を介して電流が流れ、 薬物層 の薬物は、 搬送液の混入により液化し、 更に搬送液に乗って 生体皮膚に浸透する ものである。 [0089] ' 本発明で使用される電気出力は、 通電状態が多少悪化して もイ リ テーシ ヨ ンや痛みが無く、 安定し投薬が行える脱分極 状パルスである。 具体的には、 特開昭 60— 156475号公報等に 示されている通りである。 [0090] しかしながら、 上記出力だけでな く .、 交流、 直流、 何れで も使用態様によっては利用でき、 これに限定されるものでは ない。 [0091] 又、 第 7図に示した実施例は、 パワーサプライュニッ トを 一体的に装着した構造を示すものであるが、 これに限らず、 対極を分離し、 リ一ド線で接続したものであってもよ く、 形 状は使用態様に応じて適宜変更されるものである。 [0092] 前記薬物層は、 その分子量その他諸量に限定されるもので はないが、 本発明ィ ンタフヱースは、 特に用量が微量にも拘 らず、 イオン トフ ォ レーシスの効率上、 可及的高濃度を維持 し且づ充分な水の存在を要する、 主としてィ ンス リ ン等のベ プチ ド系薬物に有用である。 薬物例を次に示す。 [0093] 鑌咳去痰荊 [0094] ク ロモグリ ク酸ナ ト リ ウム、 フマール酸ケ トチフェ ン 気管支拡張剤 [0095] フマル酸ホルモテロール [0096] 鎮痛剤 [0097] 塩酸ナルブフ ィ ン、 乳酸ペンタゾシン、 ジク ロフヱナ ッ ク ナ ト リ ウム [0098] 強心剤 [0099] 塩酸ドパミ ン [0100] 精神神経安定剤 [0101] ペルフエナジン、 フエノ チアジン [0102] 抗生物質 [0103] セフォテタ ンニナ ト リ ウム、 硫酸ジべカ シン、 硫酸ア ミ 力 シ ン、 硫酸ネチルマ イ シ ン、 硫酸シソ マ イ シ ン 抗悪性腫瘍剤 [0104] ア ド リ アマイ シ ン、 マイ ト マイ シ ン(:、 塩酸ブレオマイ シ ン、 レ ンチナ ン、 ピシバニール、 硫酸ビンク リ スチ ン、 シス プラ チ ン [0105] 循環機能改善剤 [0106] ク ェ ン酸二カ メ ター ト、 塩酸メ ク ロ フ ヱ ノ キサー ト、 マ レ イ ン酸リ ス リ ド、 ホバ ンテ ン酸カルシウム [0107] 痛風治療剤 [0108] ァ ロ プリ ノ ール [0109] その他ぺプタイ ド類 [0110] L H R H , エ ンケフ ア リ ン、 エ ン ドルフ ィ ン、 イ ンタ ーフ ェ ロ ン、 イ ン シュ リ ン、 カ ノレシ ト ニ ン、 T R H , ォキ シ ト シ ン、 リ プレ シ ン、 バソプレ シ ン、 グル力 ゴ ン、 脳下垂体ホル モ ン ( H G H , H M G , H C G , 酢酸デスモプレ シ ン) 、 卵 胞黄体ホルモ ン [0111] これら乾燥した薬物層の形成方法はスプレーコ ーティ ング ディ ッ ビング後乾燥させる方法等々種々な方法があり、 特に 限定されるものではなく、 適宜選択されるものである。 [0112] 以上詳述の如く本発明は、 薬液が希釈されることな く 、 適 当な水分が補給でき、 しかも使用前では薬物は乾燥状態であ る為、 変質、 腐敗等がな く 長期保存が可能であり、 しかも皮 膚との接触面にのみ薬物が存在し、 しかも電気力によって生 体方向以外の拡散が阻止される こ とから、 薬液を無駄にする 二とが無く適確な投薬が行える等の効果を有するものである,
权利要求:
Claims 請 求 の 範 面 1 . 多孔性乃至毛細管構造を有する非導電性材料より成る 電気的経皮投薬用ィ ンタ フ ユース。 2 . 多孔性の非導電材料がセラ ミ ツク又は合成樹脂である 請求の範囲第 1項記載のィ ンタ フェース。 3 . 毛細管構造を有する非導電性材料がセラ ミ ック又は合 成樹脂である請求の範囲第 1 項記載のィ ンタ フ ェース。 4 . 非導電性材料の平均孔径が 0 . 01〜500 mである請求 の範囲第 1項記載のィ ンタ フ ース。 δ . 非導電性材料の気孔率が 10〜90 %である請求の範囲第 1項記載のィ ンタフヱース。 6 . 多孔性乃至毛細管構造を有する非袅電性材料より成り 且つ皮膚接触面に所定の凹凸を有する電気的経皮投薬用ィ ン タ フ エース。 Τ . 多孔性の非導電材料がセラ ミ ツ ク又は合成樹脂である 請求の範通第 6項記載のィ ンタ フ ース。 8 . 毛細管構造を有する非導電性材料がセラ ミ ツク又ば合 成樹脂である請求の範囲第 6項記載のィ ンタフユース。 9 . 非導電性材料の平均孔径が 0 . 01〜500 mである請求 の範囲第 6項記載のィ ンタ フ -一ス。 10. 非導電性材料の気孔率が 10〜90 %である請求の範囲第 6項記載のィ ンタ フヱース。 11 . 多孔質材料の表面に薬物を配置してなるイ オ ン トフ才 レーシス用ィ ンタ フ ェース。 12. 多孔質材料がセ ラ ミ ック又は合成樹脂材料である請求 の範囲第 11項記載のィ ンタフユース。 13. 多孔質材料の平均粒径が 1 〜500 mである請求の範 囲第 11項記載のィ ンタ フ ヱース。 14. 多孔質材料の気孔率が 10〜90 %である請求の範囲第 11 項記載のィ ンタ フ ユース。 15. 薬物が鎮咳去痰剤、 気管支拡張剤、 鎮痛剤、 強心剤 精神神経安定剤、 抗生物質、 抗悪性腫瘍剤、 循環機能改善剤、 痛風治療剤又はぺプタイ ド類である請求の範囲第 1 1項記載の ィ ンタ フ ェース。
类似技术:
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同族专利:
公开号 | 公开日 EP0417290B1|1996-12-11| EP0417290A4|1992-05-06| EP0417290A1|1991-03-20| AU4480089A|1990-05-14| AU628419B2|1992-09-17| DE68927546D1|1997-01-23| DE68927546T2|1997-04-17|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1990-05-03| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AU US | 1990-05-03| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): DE FR GB IT NL | 1990-06-23| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1989911892 Country of ref document: EP | 1991-03-20| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1989911892 Country of ref document: EP | 1996-12-11| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1989911892 Country of ref document: EP |
优先权:
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